風力タービンは、風速や風向の変化や、システムの始動と停止の繰り返しによるさまざまな荷重ケースを受けます。これにより、ローターのスラストとねじりに起因する準静的および過渡的な力が生じ、その結果、風力タービンのメインベアリングとギアボックスに大きな負荷がかかることになります。開発チームは、これらの重要なコンポーネントが、蓄積された力に耐え、しかも風力タービンが長時間のダウンタイムを発生させることなく動作するように、各コンポーネントを注意深く設計する必要があります。
潜在的な疲労問題も開発の初期段階で効率的かつ確実に予測できるLMS Virtual.Labは、測定やマルチボディシミュレーションで得たコンポーネント荷重の履歴データを利用するという時刻歴手法を採用しており、すべての重大なダメージイベントを対象にして、各荷重成分の位相関係や平均応力を自動的かつ正確に求めることができます。また、LMS Virtual.Labは構造モデル全体を評価してホットスポットを正確に特定し、損傷の分布をグラフィック表示する機能のほか、疲労問題の根本原因を特定できるさまざまなツールを備えています。さらに、最大のダメージイベントを特定したり、コンポーネント領域の合計ダメージに対する荷重の寄与度を評価したりすることも可能です。