LMS Virtual.Lab Rev 10の新機能では、今まで以上の解析スピードと生産性の向上を備え、お客様に最も速い音響ソリューションを提供いたします。
機能紹介
LMS Virtual.Lab Acoustics 音響シミュレーション
LMSの音響FEMは、お客様の多様なニーズに応えたソルバーと機能を幅広く備えており、高速で効率の良い放射音響シミュレーションを実施することができます。 その中でも注目する新機能はAML (Automatically Matched Layer)です。 “次世代のPML (Perfectly Matched Layer)”とも呼ばれるAMLでは、PMLメッシュの作成が不要になります。 構造体の形状に沿うような形で自動的にメッシュが作成されます。 FEMの要素数を意図的に少なくしており、その分計算速度が向上します。
AMLの他にも、MUMPS(Multi-Frontal Massively Parallel Sparse Direct Solver)ソルバーや、LMSが特許を取得したVATV (Vibro-Acoustic Transfer Vector, 振動-音響伝達ベクトル)手法があります。 また、温度が音響に与える影響を確認するための温度マッピング機能も追加されています。

AML (Automatically Matched Layer)
AMLによるメッシュ作成を行う場合、構造体に沿うような形で作成されるため、少ないFEM要素で放射音解析が可能になり効率が上がります。
MUMPS (Multifrontal Massively Parallel Sparse Direct Solver) ソルバー
現行のFEMソルバーより処理速度の速いソリューション
Temperature Mapping 温度マッピング
音響解析において、温度が重要となるアプリケーションもあります。 例えば排気システムでは高温になることがあり、それが音響にも影響を及ぼす場合があります。

VATV (Vibro-Acoustic Transfer Vector) 振動-音響伝達ベクトル
航空機胴体の乱流境界層励起や、窓への風荷重などのランダムな現象の解析は、従来の技術では非常に時間がかかります。 既存のATV技術を踏襲したVATVでは、ATV技術を連成問題まで拡張し、非常に効率良く解析が行えるようになります。

Duct Modes ダクトモード
ダクト内で音がどのように伝搬するかを解析する手法です。この解析結果に基づき、効率良く対策を検討する事が可能になります。
LMS Virtual.Lab Motion マルチボディダイナミックスシミュレーション (機構解析)
新しいソリューションマネージャ(Solutions Manager)は、多くのデータ管理を自動化し、複数の大規模な解析の実行を可能にします。他の新機能として、非線形FEコシミュレーション向けLMS Virtual.Lab Motion-ABAQUSコネクションがあります。このコシミュレーション機能は、特定コンポーネントの高精度な非線形モデリングとMBSの計算スピードを組み合わせます。MBSソルバー技術への継続的な開発により、リアルなモデルの更なる計算速度の向上を実現しています。
Co-simulation with Abaqus Abaqusとのコシミュレーション
2つのソルバー(Motion and Abaqus)のコシミュレーション。 ABAQUSなどの「非線形FEソルバーで、あるシステムのコンポーネントのシミュレーションを行い、それ以外の箇所でマルチボディダイナミックスシミュレーションを行う事も可能です。

Solutions Manager ソリューションマネージャ
複数の解析の実行および管理の時間短縮に貢献: 様々なパラメータ、荷重条件、境界条件での様々な派生モデルの高速シミュレーションが可能
Motion-TWR
この独特な機能により、不拘束状態の車両のシミュレーション、マルチボディモデルと実験データとの相関検討、旧型車から新型車への車軸荷重の転送が可能となり、耐久テストリグ上での物理試験に役立ちます。
LMS Virtual.Lab Durability 疲労耐久シミュレーション
LMS Virtual.Lab Durability Thermal Fatigue (熱疲労解析)は、高温時のサイクル疲労やクリープ疲労の解析を素早く正確に行うソリューションです。 シーム溶接モデリングの改良により、素早く正確な疲労寿命計算を行うことが可能です。
High Temperature Fatigue 高温疲労
簡単な試験データのみで熱衝撃のシミュレーションを実行することが可能です。

Seam Welds: Stress Approach シーム溶接: 応力アプローチ
シーム溶接の疲労評価に自動化された応力ベースの手法を適用します。
LMS Virtual.Lab Noise and Vibration 振動騒音シミュレーション
Structural damping modeling 構造減衰モデリング
構造減衰は騒音レベルを下げる重要な要素となります。騒音レベルにおける減衰の効果を効率的に解析します。
LMS Virtual.Lab Structures 汎用プリ・ポスト
構造解析用のモデリングと解析実行のための統合ソリューションLMS Virtual.Lab Structuresでは、統合アセンブリモデリング機能がABAQUSにも対応し、CADからCAE結果を得るまでのプロセスを完全自動化する能力がさらに向上しました。あるユーザー事例では、モデルの作成と後処理に要する時間が50%以上短縮しています。

ABAQUS に対応した統合アセンブリモデリング
統合アセンブリモデルがABAQUSで直接利用可能になりました。
ANSA
ANSA Rev 13との連携、およびVirtual.Lab モデルのANSAによる半自動メッシュ修正


