エルエムエスジャパン株式会社は、機能性エンジニアリングを統合したソリューションの提供者です。CAD、CAEおよび実験ツールを統合する、運動、振動、音響、耐久性などフルシステムレベルのシミュレーション環境と、振動、構造、回転次数比、音響など、様々な振動騒音実験解析ソフトウェア、並びに開発・技術移転に関するコンサルティングサービスを提供し、お客様の製品性能の向上や製造プロセスの効率を高める支援をしています。

Home |  Map |  LMS International
 
  製品紹介


  製品インデックス

   CAE
    LMS Virtual.Lab Rev.6
    LMS Virtual.Lab
      Desktop
      Noise and Vibration
      Acoustics
      Motion
      Durability
      Structural Analysis
      Modeling & Assembly

      Correlation
      Optimization
    LMS Virtual.Lab Designer
      Structures
      Motion
      Fatigue
      Acoustics
    LMS SYSNOISE
    LMS DADS
    LMS Imagine.Lab AMESim


    TEST

    Engineering Services

Home  >>  製品紹介TOP  >> CAE >>  Virtual.Lab Rev.6
LMS Virtual.Lab Rev 6 - リアルなシミュレーションの性能が向上
一体化されたモデリングとメッシング機能

Virtual.Labのリビジョン6でLMSは、車両や航空機その他の複雑な機械アセンブリに対して、全体システムレベルの正確な性能評価に必要となるモデル作成機能、メッシング機能、および多分野にわたるシミュレーション機能のすべてを一体化した先進の統合モデリング環境を提供します。この新しいメッシング、モデリング、およびアセンブリのためのソリューションには、多数のコンポーネントやサブシステムのモデルから、全体システムレベルのシミュレーションモデルを柔軟に組み立てるための様々な機能が提供されています。

ユーザーはたった1つのデータモデルで作業しながら、様々な設計評価項目に関してシステムの挙動を効率良く分析できるようになります。この新しいソリューションにより、分野ごとに解析モデルを作成する手間が解消され、大幅な時間節減が達成できるとともに、モデリング上のミスや誤差の蓄積も避けることができます。さらにこの統合モデリング環境によって、複数の評価項目にまたがった解析を円滑かつ容易に実行することが可能になります。

複雑なモデルを高速・高精度に処理

LMS Virtual.Lab Rev 6には、ウェーブベースの部分構造合成法、高速トリムモデリング機能、マルチボディシミュレーションにおける先進のCAD接触機能など多数の革新的技術が実装され、複雑なモデルでも高精度かつ実用的に取り扱うことを可能にする一方で、計算時間の大幅な削減を実現しています。また、リビジョン6で64ビットデータ処理がサポートされ、極めて詳細な大規模シミュレーションモデルでも問題なく扱うことのできる処理能力が備えられました。

これらのプロセスを加速させる技術によって、新たな応用分野が開拓されるとともに、特定の性能や現象を今まで以上に詳細に解析することが可能になります。例えば4つのコンポーネントからなる風力タービンのアセンブリモデルに対して、LMS Virtual.Labは600,000という高解像度の周波数応答関数に基づいた振動解析を3時間未満で実行することに成功しました。この種の解析では、風力タービンの振動特性を高い信頼性のもとで認定する必要がありますが、64ビットのサポートなしで実行することは事実上不可能と言えます。



■LMS Virtual.Lab Motion Rev.6
マルチボディシミュレーションのスピードと精度の向上

LMS Virtual.Lab Motionを用いることにより、設計者やエンジニアは、例えば車両の乗り心地と操安性、新型掘削機の動作、あるいは機械式スイッチの信頼性などを実際そのままにシミュレーションすることが可能になります。LMS Virtual.Lab Motionは、自動化手続きと様々なアプリケーション(例えば、パワートレイン、サスペンション、無限軌道車など)が単一の環境にまとめられた先進のマルチボディシミュレーション(MBS)ソリューションです。加えて、高精度ソルバーによって全周波数レンジに渡り計算された動的内力などのシミュレーション結果は、後続の耐久性や振動騒音関連の検討にそのまま利用可能となります。

機能強化されたCAD接触機能

シミュレーションで正確な結果を得るには、MBSモデルはメカニズムの特定細部、接触の特性と位置、動的な力と摩擦の定義など、実環境における動作のすべての局面を捉えている必要があります。この点においてLMS Virtual.Lab Motion Rev 6には、CADソリッドモデルの定義と相互接触力の計算を可能にするツールが装備され、そのCAD接触機能がさらに強化されました。このCAD接触機能は、代替の手法に比べてモデリングが容易であるとともに高精度な点が特徴です。その上、CAD接触シミュレーションも高速に実行でき、ソルバーのスピードが8倍も向上しました。LMS Virtual.Lab Motion Rev 6のもう1つの改良点は、標準接触のモデリングに関するものです。標準接触を、押し出し/回転面の断面形状が理想的な球面と接触すると定義することによって、計算スピードは大幅に向上します。これによって、数千もの接触点を含む大規模モデルのシミュレーション時間は大幅に短縮されます。この性能向上は、無限軌道システムのモデリングやチェーンとスプロケットを含むモデルで最も顕著となります。

容易に実施できるコンポーネント応力解析

画期的な接触定義の導入に加えて、LMS Virtual.Lab Motionはその有限要素(FE)モデリング機能をさらに拡張しました。弾性体モデルの自動生成アプローチ、そして設定が容易でジオメトリと関連性のあるFEモデリング機能のリリースに続いて、LMS Virtual.Lab Motion Rev 6ではFE荷重の自動転送機能が導入されました。この機能は、動的マルチボディシミュレーションの任意時間ステップの荷重を構造解析用のコンポーネントモデルに適用して、容易に応力解析を実施できるようにするものです。荷重を構造上の結合点と正しく関連付ける必要がありますが、この誤りを犯しやすい処理を自動化することは、大幅な時間節約になるだけでなくより一貫性のある応力解析を実施することに役立ちます。

LMS Virtual.Lab Motion Rev 6で導入された新しいモデリング機能は、弾性体の自動部分構造法です。この機能を用いると、どのような弾性体でも複数の部分構造に分割することで幾何学的な非線形性を正確に捉えることが可能になり、それら個々のFE荷重ケースの生成とボディ結合も自動的に行わせることができます。LMS Virtual.Lab Motion Rev 6ではまた、ブッシュのモデリング法の1つに周波数依存ブッシュを加えることで、そのモデリング機能はさらに拡大されました。動剛性と周波数の関係を編集するだけで、油圧マウントやゴム製ブッシュの現実的なモデル化が可能です。

 

LMS Virtual.Lab Structures Rev 6
構造解析ソリューションがあらゆる種類のメッシング機能を搭載してさらに拡大

CADモデルから最終シミュレーション結果まで

航空機、スポーツカー、洗濯機、あるいは動力工具など、いかなる製品の設計においても、LMS Virtual.Lab Structures Rev 6は構造のモデリングと解析のための拡張性のあるソリューションを提供します。このソフトウェアは、単独のメッシュや既存のCAD形状をもとに、コンポーネント、サブシステム、そして全体システムの各モデルを効率良く生成できる先進のモデル作成・操作ツールを統合しています。さらにLMS Virtual.Lab Structures Rev 6は、ウェーブベースの部分構造合成法(WBS)、非線形ABAQUSインターフェース、およびフルビークル構造のモデリングに適した先進の統合環境を採り入れることで、シミュレーションの生産性をさらに向上させています。

LMS Virtual.Lab Rev 6は、あらゆる種類のメッシング機能をフル装備することで、CADモデルから始めて様々な分野のシミュレーション結果を得るまでのモデリングと解析の全プロセスをカバーします。CATIA V5などのCADシステムから取り込んだワイヤフレーム、サーフェス、またはソリッド形状をもとに、LMS Virtual.Lab Structures Rev 6は多様なメッシング手法を用いて様々なタイプの構造メッシュを生成することができます。このソフトウェアの強力なメッシング機能は、基本的なメッシング、高度なサーフェスおよびビームメッシング、高度なソリッドメッシング、完全自動のテトラ/ヘキサ優位のメッシング、そしてジオメトリヒーリングの各機能を単一のパッケージにまとめ上げたという点で他に類のないものになっています。

強力なジオメトリベースのメッシング機能

サーフェスおよびワイヤフレーム形状から有限要素(FE)モデルを素早く作成できるよう、LMS Virtual.Lab Structures Rev 6には複雑なジオメトリを自動処理できる先進のメッシング機能が組み込まれています。新しいトポロジー判別法により、手作業で編集しなければならないようなメッシュ要素数の抑制が自動化され、モデル作成時間は大幅に削減されました。また、メッシュパーツは元のサーフェスジオメトリと関連性が保たれているため、CADレベルでなされた修正が自動的にメッシュに反映されます。平行移動や回転によってメッシュパーツを変換できることや、新しいメッシュを作成する際に拘束条件に関して既存メッシュを利用できることも、同様に非常に効果的です。また設計者やエンジニアは、メッシュ作成中にいつでも効果的なメッシュ品質分析ツールを利用することができます。これらは優れたカスタマイズ機能と可視化機能も有しています。このようにLMS Virtual.Lab Structuresは、設計と完全に関連性を保った適用範囲の広い高度なメッシング自動化機能を他に類を見ない形で融合しています。さらにLMS Virtual.Lab Structuresでは、ソリッドパーツを扱うとき複数のメッシング手法を組み合わせることができ、中でもハイブリッドメッシングアプローチでは、燃焼エンジンのアセンブリモデルなどの複雑なソリッドメッシュを生成することも可能です。

概念設計向けソリューションの拡張

加えて、LMS Virtual.Lab Structures Rev 6はオプションとして先進のメッシュモーフィングツールを提供しており、設計者は製品性能やスタイリングの要件に合わせてフルビークルFEモデルを素早く調整することが可能です。全体システムレベルのメッシュを調整しようとするとき、元のメッシュのフィーチャーラインが目的の形状に沿うよう、専用のコントロールブロックが現れて設計者を直観的にガイドしてくれます。これに関連した新機能に車両の概念モデリング機能があります。これによって設計者やエンジニアは、モーフィングで変形されたFEモデル上に直接ビーム/ジョイントモデルを作成することが可能になります。このアプローチは、主に構想段階でビーム断面やジョイントに加えた変更が全体的な動的性能にどのような影響を与えるか迅速に評価するために利用できます。自動車に対する典型的な適用例には、車体の設計、全体ねじり/曲げモードの調整、感度解析、ビームの部材力/ひずみエネルギーの解析などがあります。

Rev 6では、Abaqus用のプリ/ポストプロセッシング機能とLMS Virtual.Lab内から関連性を持ってAbaqusを起動する機能が追加され、LMS Virtual.Labがサポートするソルバーの範囲は線形のみならず非線形のモデリングおよび解析まで拡張されました。このようにLMS Virtual.Labは、著名な線形または非線形ソルバーへFE関連の処理をダイレクトに渡せる最適な環境を作り上げました。メッシュ分割されたCADパーツあるいは既存のAbaqusまたはNastranのメッシュから線形または非線形の解析ケースをセットアップするまでの全プロセスを通して、LMS Virtual.Lab Structures Rev 6はユーザーをガイドします。この先進のプリ/ポストプロセッサ機能と完全に関連性を携えたAbaqusの起動機能によって、どのようなモデリング作業も効率良く一貫したやり方で取り組むことができるようになります。

先進の統合モデリング環境

LMS Virtual.Lab Rev 6の基礎をなすのは、新たに導入された先進の統合モデリング環境です。それは、自動車、航空機、軌道車その他のフルビークル構造に適用可能な、モデルの組み立てと調整および解析のための包括的ツールセットで構成されています。この生産性の高い環境を利用すれば、フルビークルレベルの剛性解析であっても、強度、騒音、振動、あるいは耐久性の評価用に派生モデルを準備するのと全く同じくらい簡単に実施できます。この新しいソリューションによって、システムレベルのモデル作成時間は大幅に短縮され、モデルの透明性を最大限に維持しながら全体アセンブリを設計駆動型のモデルとすることができます。全体システムレベルの確実かつ高性能なモデリングとシミュレーションは、構想からリリースに至るまで製品開発の技術革新を推し進める上で非常に重要です。

ウェーブベースの部分構造合成法(WBS)の導入

LMS Virtual.Lab Structures Rev 6の最新機能はウェーブベースの部分構造合成法です。この画期的なモデル合成法を用いることによって、全体FEモデルと同等の精度を維持しながら、車体のNVHシミュレーションのスピードを向上させることができます。多数の結合自由度(DOF)でコンポーネントの相互接続を定義する代わりに、WBS法はウェーブと呼ばれる、限られた数の基底関数を用いて結合境界の変形を表現します。通常、変更の予定がないコンポーネントは解析の所要時間を節約するためにWBSアプローチに従って縮退され、その結果、シミュレーション時間は最大90%も削減されます。このようにWBSによって、例えば、シャシービードを変更した場合の評価や、ウィンドウ接着剤の周波数依存特性を用いたフルビークルレベルのシミュレーションであっても迅速に再実行できるようになります。またWBS法をスポット溶接の最適化問題に適用した場合、同じ時間枠でより多くの設計変更を評価でき、より優れた機能・性能とより少ない数のスポット溶接を導くことができます。



LMS Virtual.Lab Acoustics Rev 6
高品質な音響シミュレーションによる適切な音づくり


高周波域における多層トリムの迅速なモデリング

多層吸音トリムは、音の分断以外に多孔質と粘弾性の効果が音響性能に大きく影響する場合、高周波域において特にそれらのモデリングが問題となります。LMS Virtual.Lab Acoustics Rev 6では、迅速かつ効果的な音響多層モデリングのアプローチが採り入れられ、これらの複雑な問題が克服されました。パネルの多層レイアウトを設定し、それを構成する層の特性を定義すると、トリム構造全体の伝達アドミタンスが周波数の関数として計算されます。それに続く振動音響FE(有限要素)解析では、自動車の車体や航空機の胴体に吸音パネルが張られた状態でその多層トリムの性能をシミュレーションできます。このシミュレーションでは高周波域における室内音響特性を短時間で確実に予測でき、エンジニアは吸音トリムの多大な可能性を引き出すことができるのです。

エンジン音響シミュレーションのプロセスを支援するため、LMS Virtual.Lab Acoustics Rev 6にベクトル処理ケースが導入されました。エンジニアはこの効率的な処理ケースを用いて、前もって完全な境界要素(BE)解析を実施しなくても、エンジンの表面振動に基づく推定によって表面の音響パワー密度を求めることができます。ベクトル処理ケースでは、興味のある特定周波数の調査に加えて、全周波数スペクトルまたは興味のある特定周波数バンド(特定のRPM 値における特定の1/3オクターブバンドなど)に対するRMS値を生成することができます。また、エンジンのRPMと次数の関数としての全音域音響パワーを評価することも可能になります。すなわちベクトル処理ケースは、“手始め”としてのエンジン音響解析を高速に実施する手段を提供するものであり、エンジニアは新設計エンジンの音響放射特性を素早く捉えることが可能になります。

仮想モデルの音を聴く

LMS Virtual.Lab Acoustics Rev 6の最新機能は、エンジンや変速機などの回転機械類から放射される音を実際に聴けるようにするものです。例えば、エンジンの回転上昇時に、ソフトウェアは放射音場をシミュレーションすることで、どこでも好きな位置で聴くことのできる合成音を再生できます。開発チームにとって設計案の出す音を聴くことができれば、構造を変更した場合に放射音がどのように変化するかはっきり理解できるようになります。

乱流境界層のモデリング

航空機のフレームや列車の車体構造は乱流境界層によって励振されます。この種のランダム荷重を音響シミュレーションの入力として定義できる専用のモデリング機能がLMS Virtual.Lab Acoustics Rev 6に導入されました。このモデリングツールはCorcos理論に基づき、必要となる圧力のクロスパワーマトリックスを生成します。エンジニアは平均速度と局所圧力値などの数個の単純な物理パラメータを指定するだけで、この励振スペクトルを得ることができます。圧力のクロスパワーをLMS Virtual.Lab Random Vibro-acousticsへ入力することによって、この圧力場から生じる構造体の振動と音響放射を調べることが可能になります。


 

LMS Virtual.Lab Noise & Vibration Rev 6
モデリングの革新と高性能なシミュレーションによる生産性の向上

振動騒音規制がますます厳しさを増し機械製品がさらに複雑化する中、振動を低減してより静かな製品を開発するための強力なツールが求められています。これらの課題に確実に対処するため、LMS Virtual.Lab Noise & Vibration Rev 6は、ハイブリッドモデルのサポート、実際的な荷重の合成、シミュレーションの高速実行などの多才なモデリング環境を提供します。また、常に高い精度レベルを維持するため、実験データに基づく有限要素(FE)モデルの相関検討と更新を効率良く行う機能もあります。これはLMS Virtual.Lab Correlation Rev 6の一部として提供されています。

音源定量化(ASQ)モジュールの導入

LMS Virtual.Lab Noise & Vibration Rev 6は、その診断ツールをさらに強化するため、伝達経路解析(TPA)の一部として音源定量化(ASQ)モジュールを導入しています。ASQを荷重の同定、経路寄与度解析、そして強制振動応答解析と組み合わせることによって、特定の音響問題を引き起こす騒音源を効率良く見付け出せるようになります。ASQの結果は、主にある音響応答に最も寄与するパネルを特定するためのTPA計算の一部に利用されます。ASQの導入によって、LMS Virtual.Lab Noise & Vibration Rev 6は全体としてLMS CADA-X TPAに匹敵する機能を持つようになりました。また、実験エンジニア向けに完全自動化が可能なシミュレーション手続きと、データのアクセスと処理およびレポート作成を容易にするカスタマイズ可能なスクリプトも備えられています。もう1つのTPA関連の改良点は、興味のある任意点でデータのグラフ表示を取り出す手続きに関するものです。LMS Virtual.Lab Noise & Vibration Rev 6では、完全にグラフィカルな直観的アプローチがサポートされています。応答点を選択して表示タイプを指示すると、その点に関連した特定の曲線が即座に表示されます。これまで標準的な2D応答曲線や高度なTPA表示を呼び出すには、ユーザーは仕様ツリーに戻って適切なグラフィック表示を探し、表示タイプを指示してから興味のあるポイントを選択する必要がありました。この直観的でグラフィカルなアプローチによって、何回もマウスをクリックする必要はなくなり、労力は大幅に軽減され、生産性はけた違いに向上します。

強制振動応答計算の高速化がハイブリッドシミュレーションを促進

今日の過酷な開発競争のもとでは、設計者やエンジニアが新製品の振動騒音性能を最適化するための時間と機会は限られています。ハイブリッドシミュレーションを迅速に実行できるよう、LMS Virtual.Lab Noise & Vibration Rev 6は、SPOINTをサポートすることでその強制振動応答の機能を拡張しました。この機能によって、例えばウェーブベースの部分構造合成法(WBS)やモーダル縮退法で縮退されたコンポーネントを用いて、大規模アセンブリの振動騒音解析を効率良く実行することが可能になります。このようにして、エンジン、コンプレッサ、シャシーなどの数十万自由度からなる大規模システム(またはサブシステム)のアセンブリモデル、あるいはパワートレイン全体のアセンブリモデルでさえも大幅な縮退が可能になります。この機能は計算時間の短縮に多大な効果があり、ある例では50倍以上の時間節減が達成されています。その結果、全体システムレベルでシミュレーションした場合と同等の精度を保ちながら、同じ時間でより多くシミュレーションを繰り返すことが可能になります。


 

LMS Virtual.Lab Durability Rev 6
振動疲労と音響疲労のためのシミュレーション機能の拡張


仮想加振台シミュレーションのための画期的なソリューション

LMS Virtual.Lab Durabilityの振動疲労のソリューションに周波数領域での耐久性シミュレーション機能が追加され、路面からエンジンそして加振台まで様々な加振源の励振パターンを扱えるようになりました。これによってプロトタイプの正確な試験が保証され、エンジニアは適切かつ迅速に試験計画を立案できるようになります。また、仮想に調和(サイン波)荷重を負荷することさえ可能です。調和励振による振動疲労シミュレーションは、周波数ベースの解析の精度を向上させるとともに、時間領域でのサイン波掃引によるシミュレーションよりもスピード面で勝ります。LMS Virtual.Lab Vibration Fatigueを最初に使用した会社の1つはドイツの著名なシート関連メーカーであるIsringhausen社でした。-Ing. Nguyen Van Son博士は、同社が自動車用シートの振動試験に使用しているこのランダム疲労解析ソフトウェアについて次のようにコメントしています。「シート構造の疲労性能を計算するための非常に効果的で便利なツールです。このランダム疲労解析ツールでは、たった数ステップで疲労解析の全部を完了することができます。」

音響疲労の影響を追跡する

振動疲労のソリューションに加えて、LMS Virtual.Lab Durability Rev 6に、ランダム音圧によって生じる応力分布と疲労耐久性を調べるための音響疲労のソリューションが新たに追加されました。この新アプリケーションは、特に宇宙産業におけるシミュレーション要求に応えるものです。この音響疲労のソリューションによって開発チームは、多くの壊れやすい機械部品や電子部品で構成されるロケットのペイロードに対して耳をつんざくような発射音が与える損傷をモニターできるようになります。

構造体の調査と改良に対する効率アップ

LMS Virtual.Lab Durability Rev 6では、局部損傷または高応力集中に最も関連した荷重を特定するための効果的な荷重の寄与度解析ツールが特徴となっています。これによって同ソフトウェアの局部解析ツールはすべて揃い、疲労強度に関して構造変更を行うにあたり極めて有益となる、破損の根本原因についての詳細な情報が得られるようになりました。損傷領域が圧力を受けている場合や構造内部に位置している場合でも、LMS Virtual.Lab Durability Rev 6では完全な三次元の応力テンソル解析を用いてそのような現象を解析することが可能になっています。この点に関して、構造表面からユーザーが指定した距離の内部構造を調べるための専用解析機能も提供されています。この機能は、鋳造品の内部や圧力を受けて硬化した表面の直下で起こる亀裂発生を予測することに役立ちます。

 

LMS Virtual.Lab Correlation Rev 6
仮想シミュレーション用モデルの品質を保証

高品質なシミュレーション結果を得る上で鍵となるのは、有限要素(FE)モデルをプロトタイプの実験結果(あるいは類似デザインの確認済みモデル)と体系的に相関させることです。LMS Virtual.Lab Correlationは、モデリングエラーを取り除き、小規模なコンポーネントモデルにも大規模で複雑なシステムモデルにも内在の恐れがある不確実性を低減させます。その効果的で多才な相関ツールはモデルに現実味を与え、シミュレーション駆動型の製品開発の信頼性を保証します。LMS Virtual.Lab Correlationには、相関検討のための統合環境と分かりやすいユーザーインターフェース、そして標準的FEデータおよび実験データへの直接アクセス機能(LMS Test.Labとの独自インターフェースを含む)が一体化されています。

大規模FEモデルの迅速な更新

LMS Virtual.Lab Correlation Rev 6の新機能は、Nastran SOL 200に基づいて動作するFEモデルの更新機能です。このNastran SOL 200を駆動する機能によって、設計者やエンジニアは自分たちの取り組んでいる新製品の設計感度を素早く導き出すことができます。材料などの特性値に含まれるバラツキの可能性に関して設計評価を行うとき、これは極めて重要な情報となります。SOL 200の感度情報は、その後FEモデルの更新を駆動するために利用できます。ターゲットとする性能目標を指定すると、LMS Virtual.Labが設定された目標を達成するかまたはできる限り近くなるようモデルを自動的に更新します。この最適化手続きはSOL 200の感度情報に基づいているため、その実行は極めて高速であり、多数のパラメータを持つ大規模FEモデルであっても以前に比べて何分の一かの時間で更新することが可能です。

強力なMAC更新機能と特性のグループ化機能

SOL 200との関連において、LMS Virtual.Lab Correlation Rev 6はMAC更新機能(FE解析で求めたモード形状を実験から得たモード形状と良く合うように改良するプロセス)をサポートするようになりました。Nastran SOL 200の感度情報に基づくMAC更新機能の主な利点は、モード形状の更新スピードが極めて速いという点です。さらに時間節減につながるのは、新しいグループ化機能です。FEモデルの更新する特性を手作業で作成するという間違いの起こしやすいプロセスを踏む代わりに、LMS Virtual.Lab Correlation Rev 6が所定の要素グループを自動で特性グループに分割します。それはそのままFEモデル更新計算の入力となるので、かなりの時間とユーザー操作の節減になります。

 

 
LMS Virtual.Labトップページへ