LMS Test.Lab Ground Vibration Testingは、ステップサインおよびノーマルモード試験向けのソリューションです。 LMS Test.Lab Structuresは、LMS Test.Lab Spectral Testingと共に、ランダム加振、掃引正弦波、ステップサイン、ノーマルモードなど加振機能を幅広く展開しており、開ループ、閉ループ加振など、ユーザーに幅広い選択肢を提供しています。
多チャンネルシステムに比べ、V12モジュールを使ったLMS SCADAS IIIは非常にコンパクトなデータ収集システムです。マスターフレームには最大180チャンネル、スレーブフレームには最大204チャンネルまで搭載可能です。 マスターフレームとスレーブフレームを組み合わせる事で、システムを分散してデータを収集する事が可能になります。 使用するケーブルが短くて済むため、試験のセットアップがより簡単に行えます。
LMS Test.Lab Ground Vibration Testingは、あるソリューションから別のソリューションへチャンネル構成を簡単に持ち越せるようにセットアップされています。一度チャンネルセットアップが定義されると、すべてのデータ収集アプリケーションで同じ構成を共有できるので、ユーザーは適切なデータ収集ツールを取り付けて、対応するパラメータを決定して測定を開始するだけで済みます。これによって、航空機の地上振動試験を実施する場合など、異なる加振信号の利用が大幅に効率化されます。
ランダム加振
LMS Test.Lab Spectral Testingは、LMS Test.Lab Source Controlと組み合わせることで、最大16の加振器による構造加振をサポートする、生産性の高い最先端のモーダル試験ソリューションを提供します。ランダム、バーストランダム、サイン、バーストサイン、およびチャープ加振を簡単に定義する事が可能です。ランダム加振では、構造体の1回目の分析のための相分離法が利用可能です。計測直後にモーダル解析を行う事ができます。殆どのモードはランダム加振測定中に選択することが可能なため、結果として、試験時間が3分の1に短縮されました。
LMS Test.Lab Spectral Testingに、より詳しい説明が記載されています。
MIMOサイン試験
MIMOサイン試験は、多点入力-多点出力の掃引正弦波データ収集と、多点入力-多点出力のステップサインデータ収集を提供します。
スイープサインで構造物を加振することにより、MIMOサイン試験ワークブックは正弦加振の高いSN比を広帯域試験の測定速度と組み合わせます。MIMO試験中に、平均間で異なる位相条件に基づくマルチサインスイープにより、適正な周波数応答関数が得られます。正確な正弦加振では漏れのない応答スペクトルが得られるのに対して、サインスイープ前のシステム同定ステップでは、加振レベルの制御が可能になり、24ビットA/Dコンバータのダイナミックレンジがさらに向上します。参照プロファイルによる高調波ひずみスペクトルと加振レベルの制御により、構造の非線形挙動を把握できます。
構造体をステップサインで加振することにより、LMS Test.Lab MIMO Stepped Sine Testingは、サイン加振の高いSN比と、フロントエンド制御の入力荷重を組み合わせることで、低減衰構造に対して適切な加振を与えることができます。異なるタイプのレベル制御が可能な最大16の加振器が利用可能です。一定電圧レベルの加振器は、開ループ条件下での非線形性の評価に用いられます。入力荷重の振幅と位相の制御では、ステップ位相の加振中に、FRFマトリックス反転に特異値分解を用いることで、特別なMIMO FRFベースの制御アルゴリズムにより、位相制御の閉ループを高精度に行うことができます。複数の周波数レンジ機能により、共振点付近では必要に応じて細かい周波数分解能とし、それ以外では時間節減のため粗い分解能とすることができます。
LMS Test.Lab MIMO Stepped Sine Testingに、より詳しい説明が記載されています。
MIMO Normal Mode Testing MIMOノーマルモード試験
構造体の共振周波数、減衰比、およびモード形状の直接測定を目的としています。LMS Test.Lab MIMO Normal Modes Testingは、単一のノーマルモードをチューニングするため、構造体へ注入される加振力の振幅と位相を自動的に調節します。手動および自動の共振トラッキング法と加振力の割り当て法が利用可能です。周波数と励振力ベクトルは特定されていなければならず、構造全体が目的のモードと一致するように、そしてすべての加速度応答が励振力ベクトルと直角位相になるように加振する必要があります。
LMS Test.Lab MIMO Normal Modes Testingに、より詳しい説明が記載されています。