
LMS Test.Lab MIMO Sine Sweep Testingは、十分なエネルギーで加振することが困難な大規模で複雑な構造物のFRFベースのモデリングに対する完全なソリューションを提供します。広帯域加振法を使用しており、その適用分野は、伝達経路の寄与度解析における周波数応答関数の測定から、コンポーネント取り付け位置のポイントモビリティの測定、そしてマウントおよびブッシュの複素剛性の測定まで多岐にわたります。
掃引正弦波で構造体を加振することにより、LMS Test.Lab MIMO Sine Sweep Testingは、サイン加振の高いSN比と、広帯域試験の測定スピードを両立させています。MIMO試験中に、平均値間で異なる位相条件の複数のサインスィープ加振を行うことにより、正確な周波数応答関数が得られます。正確なサイン加振は、リーケージのない応答スペクトルをもたらし、同時にサインスィープ加振前のシステム同定ステップは、加振レベルの制御と24ビットA/Dコンバータのダイナミックレンジ拡大に役立ちます。高調波ひずみスペクトルと参照プロファイルに従った加振レベルの制御は、構造体の非線形性を理解する上で手掛かりとなります。
LMS Test.Lab MIMO Sine Sweep Testingは、制御された正弦波加振に対する構造応答を様々なポイントで測定することを目的としています。このソリューションは、チャンネルと収集パラメータ並びに処理関数を定義する際に直感的な方法を提供しています。全段階で、ユーザーは定義されたパラメータに関するフィードバックを得ることができ、試験セットアップを十分確認してから実際の試験を開始することができます。システム同定の手続きは、周期ランダム加振を用いた最初のシステムFRFマトリックス評価に役立ちます。また、サイン加振に対する全チャンネルの応答レベルの予測になります。実際の測定中は、関連する全情報をオンラインで表示し監視することができます。特定の妥当性検証シートが、測定DOFとそれらの構造上の位置情報についての概要を示します。
LMS Test.Lab MIMO Sine Sweep Testingは、LMS Test.Lab Operational Deflection Shapes and Time Animation、LMS Test.Lab Modal Analysis、またはLMS Test.Lab Geometryと組み合わせることで、より迅速なデータの解釈と分析が可能になります。これらアプリケーションは、スタンドアロンのデータ分析環境としても、LMS Test.Lab MIMO Sine Sweep Testingのアドインとしても利用可能です。
- 最大16点加振までをサポート
- スイープモード: リニア、ログ
- スイープ速度の指定
- 振幅と位相の制御: D/Aからの出力電圧、入力、応答
- チャンネル毎にアボートレベルの設定が可能
- 測定関数: スペクトル、周波数応答関数(H1, H2, Hv)、コヒーレンス、オートパワー、クロスパワー、全高調波歪
- FFTを行わないのでリーケージのないスペクトルを測定可能
- 時間軸データの同時測定
- DACシャットダウンボタンによる緊急停止