LMS Virtual.Lab System-Level Fatigue
LMS Virtual.Lab System-Level Fatigueは、サブシステムやサブアセンブリの疲労強度を解析し最適化するためのソリューション一式を提供しています。エンジニアは、内蔵のLMS Virtual.Lab Motionソルバーを用いて、マルチボディシミュレーションで求めたシステムの運動からコンポーネント荷重を計算できます。これらのコンポーネント荷重は、構造の応力結果と組み合わされ、最終的に、材料疲労パラメータが適用されて、コンポーネントの疲労問題箇所と対応する疲労寿命が予測されます。
その使い易いインターフェースと専用のテンプレートおよび特製のウィザードによって、マルチボディモデルのセットアップは非常に効率化されています。また、拡張性のあるモデリング法により、自由自在にモデルを変更することや、剛体コンポーネントと弾性体コンポーネントの両方を取り扱うことが可能です。以前は非常に時間が掛かかり間違いも起こしやすかった弾性体の取り込み作業は、今では数回のマウスクリックで完了します。ユーザーにとって必要な操作は、コンポーネントのFEメッシュをピックし、それをシステムモデルへドラッグするだけです。ボディ間の接続は、検出された接続節点と自由度に基づいて、すべて自動でなされます。
LMS Virtual.Lab System-Level Fatigueは、路面プロファイルをコンポーネントレベルの荷重応答まで落とし込みます。マルチボディモデルが仮想テストリグ上に置かれ、路面プロファイルに対応した適切な境界条件が自動で設定されます。個々のシステムパーツごとに、計算された動的荷重ケース情報、モード寄与係数、励振位置、そして局所座標系の配置などが、疲労寿命ソルバーへ自動的に転送されます。
ポスト処理機能では、コンポーネントの疲労寿命に関する荷重伝達経路の極めて重要な知見が迅速に得られます。これによって、エンジニアは問題箇所を素早く特定し、システムレベルの設計変更案を繰り返し解析することが可能になります。