LMS Virtual.Lab Numerical Engine Acousticsは、エンジンランナップの全過程を通じて放射される騒音を予測し、騒音問題の全般的な理解を得ることに役立つ効果的ツールを提供しています。この包括的ソリューションによって、エンジニアは最高の音響性能を目指したエンジン設計のシミュレーションと最適化が可能になります。
LMS Virtual.Lab Numerical Engine Acousticsは、動的マルチボディシミュレーション(LMS Virtual.Lab Motion)、1Dシミュレーション(LMS Imagine.Lab AMESim)、あるいは測定データから得られた励振力を利用します。また標準的なFEコードを用いて計算された動的荷重データと構造モードが、音響放射を予測するための表面振動の決定に利用されます。
LMS Virtual.Lab Numerical Engine Acousticsを用いることで、エンジニアは音響メッシュを迅速に作成できます。BEM(境界要素法)音響メッシュは、解析周波数に自動的に適合したものになり、 結果として、高精度な音響メッシュを、従来のように数週間でなく数時間で作成することが可能です。
このソリューションのソルバーは、独自のATV(音響伝達ベクトル)技術を使用して、多数のrpmランを非常に高速に実行するため、複数の設計代替案を調査する場合の再計算が迅速化されます。所定位置のトータル放射騒音と音圧レベルが、表面振動をもとに予測できるので、エンジン放射音の全検討プロセスは数ヶ月からたった1日に短縮されます。
これらの結果をもとに、エンジニアはISO 3744メッシュ上の全放射パワーや、さらには励振力に関する音響感度も解析することが可能になります。得られた音圧レベルを調査する際は、様々な可視化ツールが利用可能です。