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TUV SUDが風車設計の認証にLMS Virtual.Labを導入

経済性に優れた風力発電装置の需要急増を受け、シミュレーションベースのプロセスを採用した効果的な認証を実施

2007年10月10日 ベルギー ルーベン

 常に革新的技術を提供するLMS International社は本日、TUV SUD Industrie Service GmbHが風車の型式認証サービスにLMS Virtual.Labのシミュレーション技術を採用していることを発表しました。TUV SUD(ドイツに拠点を置く独立検査機関)では、風力発電への高まる需要に対応するため、風車設計を効果的に認証するためのシミュレーションベースのプロセスを確立している段階です。World Wind Energy Associationによると、風力発電への需要は、2000年〜2006年にかけて4倍に増加したと報告されており、さらに2010年までにこの倍以上まで高まると予測されています。風車の運用を開始するには、所定の繰り返し荷重のほか、過酷な天候条件や構造に作用するランダムな高衝撃力に対する構造的な完全性と安全性を証明する必要があります。

  風車認証に対するグローバルニーズは著しく増加しています。その中でも特にニーズが高いのは、20,900メガワットの風力出力を設置し、風車からの発電量が世界一位のドイツです。この点を考えると、このような国内外の需要を満たすには、ドイツに拠点を置くTUV SUDが有利な立場であるといえます。TUV SUDは、ドイツで最も広く認識されている検査機関の1つです。八角形の青の社標(認証マーク)は、運送、エネルギー、化学処理、消費者製品、医療器具、および娯楽製品を含む幅広い分野において、安全性と信頼性の証明となっています。

  またTUV SUDは、風カエネルギーの認証の国際標準に従って認定されているほか、ドイツ当局によって風車の公認団体として承認されています。この立場の下でエンジニアは、試験、検査、設計再考、承認、計算(応力解析、構造力学、ライフサイクルアセスメントなど)を含む、様々な認証プロセスに従事しています。

  風車の認証業務支援を目的に、TUV SUDはLMS Virtual.Lab Durabilityソフトウェアを採用することで、疲労ホットスポットの特定や、コンポーネントの信頼性に対するその疲労の影響を評価しています。風車には、何年も絶えず変化している風条件に対して優れた耐久性が備わっていなければなりません。信頼性の高い疲労結果を得るには、これらすべてをシミュレーションする必要があります。プロセスは、証明するコンポーネントの有限要素モデルから開始します。疲労寿命予測を行う場合、すべての風荷重条件をシミュレーションし、蓄積ダメージの影響を調べる必要があります。LMS Durabilityソフトウェアでは、テンプレートとVisual Basic for Applications (VBA)をベースとしたスクリプト機能を使用して、この複雑な設定を効果的に行うことができます。

  TUV SUDのDipl. Ing Albert Limmer氏は、「ベストプラクティスを集め、疲労寿命予測プロセスのそれぞれのタスクを自動化することで、時間が大幅に短縮されたほか、エラーの確率が軽減し、風車認証において一貫して標準的な手順に従えるようになりました」と説明しています。彼は、LMS Virtual.LabをTUV SUDで使用している社内独自のアプリケーションと統合する際、スクリプト機能が特に有益であると述べています。疲労寿命の計算後、結果は明確に色分けされたプロットにより自動的にポスト処理され、過度の疲労集中領域とコンポーネントが破損するまでの予測時間が示されます。また、LMSのレポート生成機能によって、関連するすべてのデータを含む報告書が自動的に作成されます。

  Dipl. Ing Albert Limmer氏はまた、次のようにもコメントしています。「強力な自動化および視覚化機能を使用することで、弊社エンジニアはLMS Virtual.Labが非常に使いやすく、弊社の風車認証プロセスの基盤となる最新の技術であると認識しています。TUV SUDでは、分析とシミュレーションを通じて「仮想認証」を行うことで、風車の評価をその他の方法(実際の物理試験など)に比べより迅速かつ詳細に行えるようになりました。高まりつつある世界のエネルギー需要に応えて風車数を増やす必要がある中、風車を過酷な条件下で数十年安全性かつ信頼性を維持したまま運用していくためにも、弊社はLMS Virtual.Labを頼りにしています。」



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