ダイムラー・クライスラー社が、LMS Test.Labを利用して新型バスの更なる快適な乗り心地を追求
世界最大規模を誇るバスの製造会社が、NVH試験にLMSの技術を駆使して業界トップの地位を強化
2007年1月16日 ベルギー ルーベン
常に革新的技術を提供するLMS International社は本日、ダイムラー・クライスラーのバス部門が、車両開発プロセスにLMS Test.LabのNVシステムを選択したことを発表しました。現在の市場トップの地位をさらに強化するため、ダイムラー・クライスラー・バスは、都市や小さな街、地方、長距離用など、各条件に合った幅広い種類の大型輸送車輌の設計・開発を行っています。ダイムラー・クライスラーのビジネスユニットであるダイムラー・クライスラー・バスは、本社をドイツのシュツットガルトに持つ、バスやコーチの世界市場リーディング・カンパニーです。
多種モデルに対応できる騒音基準をクリアするため、NVHテストの効率を上げる為にLMS Test.Labが導入されました。競争の激しい市場で差別化をはかる上で、乗客の快適な乗り心地が最も重要な要素となっているため、ダイムラー・クライスラー・バスは車室内騒音を今までのレベルより平均6dB以上減らしました。数十年前のバスに比べ随分と静かになりました。LMSの技術により、テストエンジニアは、振動騒音の根源を特定し、即座に設計変更をかけることが可能になるため、高効率なテストプロセスを確立する事ができます。
ダイムラー・クライスラー・バスの最新のテスト構成は、エンジン、アクセル、またはシャシーに搭載した加速度計からの信号、並びに客室内に設置されたマイクロホンを設置し、LMS SCADASデータ収集フロントエンドシステムの20または40高速チャンネルを使ってモニターします。エンジニアがこれらのチャンネルを使って基本的な計測を行い、振動騒音の振幅を求めます。更に詳細な計測を行う場合は、LMS SCADASユニットを繋ぎ合せて60チャンネルに拡張することも可能です。チャンネルを増やす作業は簡単に行うことができ、広範囲に渡るテストを短時間で同時に行うことが可能です。
マルチチャンネルデータ収集システムを、統合テストソリューションを提供するLMS Test.Labソフトウェアと共に使用することで、ポスト処理からレポート作成までテストベースのエンジニアリング作業を一環して行うことができます。特にLMS Test.Labに含まれるオンラインモニタ機能は、ダイムラー・クライスラー・バスにとって重要な機能です。この機能を使うことにより、フィールド実験中のランナップ、ランダウン、アイドリングなどのNVH計測データとターゲット値を、リアルタイムに表示することができます。
ダイムラー・クライスラー・バスのエンジニアリングチームからは、Test.Labのカラーマップを使ったオンラインモニター機能を使用したところ、振動騒音の測定値が基準値を上回っているかどうかを、2Dダイアグラムにて即座に表示されるとの報告がありました。これにより、彼らは更にテストが必要か、どの部品が振動の根源となっているかなどを判断することが可能になります。測定結果をリアルタイムに知ることで何週間もの時間短縮ができるのです。
もし測定結果がターゲットに達しなかった場合でも、ダイムラー・クライスラー・バスのオフィスに戻り、LMS Test.Labを使ってフィールド実験データの更なる解析を行うことができます。例えば各コンポーネントの振動周波数を調べる場合、LMS Test.Labのモーダル解析を使用し、モードシェイプや実稼動変形のアニメーションを見ることで、振動の根源を追求することが可能になり、どう改善すれば良いかが見えてきます。
LMS Test.Labソリューションを使って幅広く振動-音響テストを行えることは、ダイムラー・クライスラー・バスに柔軟性を持たせると共に大幅な時間短縮にもつながります。自動化されたレポート作成機能も更なる時間短縮に貢献します。
ダイムラー・クライスラー・バスはLMS Test.Labを、NVHテストプロセスの効率化における完璧なパートナーと評価しています。使いやすいシステムと統合されたソリューションにより、NVHの問題そのものに費やす時間が増えます。乗客の快適な乗り心地を追求するのが最優先であるダイムラー・クライスラー・バスにとって、LMS Test.Labは必要不可欠なソリューションと言えるでしょう。
LMS Test.Labの詳しい情報はhttp://www.lmsjapan.com/test_index.htm をご覧下さい。
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