株式会社東芝、新型送電機器の開発用にLMS Virtual.Lab Motionを採用
LMS Virtual.Lab Motionの導入によってシミュレーション時間が50% 短縮されることを期待
2006年8月30日
LMS International Leuven, Belgium
エルエムエスジャパン
常に革新的技術を提供するLMSは、株式会社東芝(以下、東芝)の電力システム部門が新形送電機器の開発用に機構解析ソフトウェア、LMS Virtual.Lab Motionを導入したと発表しました。東芝の設計・エンジニアリング部隊は、発電および送電施設に設置される大型の電力用遮断器(サーキットブレーカー)の主要コンポーネントにおける動的挙動を検討し設計するため、今後LMS Virtual.Lab Motionを幅広く利用していく予定です。東芝は長年LMSの機構解析ソフトウェア(LMS DADS)のソリューションを使用してきましたが、今回新たにLMS Virtual.Lab Motionを導入した理由は、その効率的でユーザーフレンドリーなモデリング機能と、モデル作成から結果評価までの全シミュレーション工程が緊密に統合されている点にあります。
送電機器の厳しい設計および技術上の要件に応えるため、これまで東芝は重要コンポーネントの動的性能に関して、仮想プロトタイプモデルを用いたシミュレーションのノウハウを広範囲に渡って蓄積してきました。東芝の電力システム部門が製造する主要製品ラインの1つは、送電施設の安全性を最適に保つ重要な役割を担っている高性能な電力用遮断器です。非常に高電圧の電力が関わるため、これらの遮断器には機械的な遮断と絶縁性ガスを吹き付けることによって一瞬にして完全に送電を停止するための複雑で高速なメカニズムが内蔵されています。
東芝の電力・社会システム技術開発センターの網田氏は次のようにコメントしています。「LMS Virtual.Lab Motionで遮断器の詳細な機構解析用モデルを作成することにより、これらメカニズムの高速な動作を入念に解析し、コンポーネント間の微妙な相互作用を最適化できるようになります。我々はLMS Virtual.Labを用いて、考えられる最悪のシナリオのすべてに関して設計案の仮想試験が可能になり、その結果、すべてのケースで確実に電気が遮断されるようにできるのです。」
東芝はまた、今回のLMS Virtual.Lab Motionの導入によって、同社の現行のシミュレーションプロセスが大幅に効率アップされることも期待しています。網田氏は次のように付け加えています。「LMS Virtual.Lab Motionの高度でユーザーフレンドリーなモデリング機能によって、我々のシミュレーションモデルの作成は効率化されるとともに、より細部までモデリングが可能になるため設計案の動的挙動をさらに正確に検討できるようになります。我々はLMS Virtual.Lab Motionによってモデル作成時間が50% 短縮されることを期待しているだけでなく、既存設計の修正や複数設計案の検討においても劇的な時間短縮が得られるものと予想しています。」
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