NPO Saturn 社がジェットエンジンのダイナミックテストに LMS Test.Lab を選択
2005 年 8 月 18 日
モスクワにある International Aviation & Space Salon (MAKS 2005) にて NPO Saturn 社と LMS が契約を締結
LMS International 社と NPO Saturn 社は、モスクワにある International Aviation & Space Salon (MAKS 2005) にて、 250 チャンネルのジェットエンジンテストソリューションの契約を締結したと発表しました。 LMS のダイナミックテストソリューションは、ロシアのルイビンクス近郊にある NPO Saturn 社のテストセンター、 Test Bench 26 に配備され、新たに開発されるガスタービンエンジン SaM146 の検定と製品試験に使用されます。
NPO Saturn 社は、航空機、造船、発電所などのガスタービンエンジンを開発するロシアのリーディングカンパニーです。 NPO Saturn 社の Test Bench 26 の修繕は、 NPO Saturn 社とフランスのエンジン製造会社である Snecma 社の共同開発プログラム SaM146 のフレームワーク内で実現されました。 SaM146 は ZAO 社製 "Sukhoy Civil Aircraft" の Russian Regional Jet (RRJ) の全ての機種に搭載される予定です。
競争の激しい航空業界では、効率良い実験はエンジン設計の改良および認証プロセスのコスト削減には欠くことのできない重要要素となっています。航空エンジン製造社は、静かで清浄、軽量かつ燃費の良いエンジンの開発を求められています。これらの要求に対応していくには、新たな軽量部材や翼やノズル形状の大幅な革新が必要になります。こういったプロセスの中での実験は、設計の妥当性やエンジンの検証の為の重要なステップとなります。最近の物理テストは、オンライン機能とポスト処理機能を備えた静的および動的なチャンネルの数を増やして、多数のデータ収集を行う傾向にあります。それによりエンジニアはより正確なエンジン性能の検証と信頼性を確認する事ができるのです。
LMS からの LMS Test.Lab ソフトウェアと LMS SCADAS III データ収集フロントエンドは、これらの挑戦に非常にマッチしています。完全に同期された 24 ビットのフロントエンドは、振動と音響の試験用に装備され、統合されたシグナルコンディショニング、校正値の内臓、並列処理、高性能サンプリングや高スループットを提供します。これらの機能はエンジンの振動騒音の効率良い試験をサポートします。 LMS Test.Lab では、コントロールコンソールにて計測値のグラフィック表示が可能です。全ての計測チャンネルには、試験中のデータ保護の為のアラームモニター機能があります。 LMS システムでは、少なくとも 8 時間以上の大量データの記録が可能です。また、全てのデータはアーカイブシステムに集結され、 LMS Tec.Manager にて管理する事ができます。
NPO Saturn 社の IT ディレクターである Alexander Piontkovsky 氏は LMS の選択を重要なステップと見ています。「 LMS は NPO Saturn 社の最先端を行く開発プロジェクトやガスタービンの製造に非常に重要な機能となっています。 LMS の数々の航空業界での優秀な実績や、 LMS ロシア拠点のサポート体制から LMS を選択する事にしました。 LMS の多チャンネルソリューションと幅広い解析機能を導入して、我々のエンジニアが安全にジェットエンジンのダイナミックテストを行うと同時に、データ収集時間の短縮と実験結果の認証を行うことにより、テスト施設の最大活用ができることを期待しています。」
LMS テスト部門の副社長である Filip Pintelon 氏はこう述べています。「我々は、 NPO Saturn 社が、課題の多いダイナミックジェットエンジン実験に LMS のソリューションを選択していただいた事に非常に喜びを感じています。多チャンネルによる性能の向上と、信頼性の高いチャンネルの自動トラッキングとデジタル技術は、 NPO Saturn 社のエンジン生産性向上を大いにサポートすることでしょう。 LMS ロシア拠点も、ロシア最大のガスタービン機械の設計及び製造社という NPO Saturn 社の高い評価を持続させる為に、全力で協力します。」
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