DAF 社が LMS Virtual.Lab を使用してディーゼルエンジン性能を最適化
2005 年 7 月 29 日
多種のエンジン構成におけるサブシステムの設計シミュレーション
LMS International 社は、オランダの大型車製造メーカーである DAF Trucks 社が、ディーゼルエンジンの複雑なダイナミック性能のシミュレーションと最適化を行うため、 LMS Virtual.Lab Motion ソフトウェアを選択したと発表しました。 Paccar 社の子会社である DAF Trucks 社は、自社の市販車を始めバスや発電機などの多種ディーゼルエンジンの設計に LMS Virtual.Lab を使用する予定です。
LMS Virtual.Lab Motion の導入により、 DAF のエンジニアは、クランクシャフト、カムシャフト、ベアリング荷重やカムシャフトのトルクにかかるねじり振動などを含むエンジンの要素を正確に予測する事ができます。パワートレインシステムを通して動的応力を評価する事が可能です。また、そこで求められた荷重は、 LMS Virtual.Lab Noise and Vibration でのエンジン振動を調べたり、騒音の根源を解析するための入力値として利用する事ができます。 この手法により、 DAF Trucks 社は様々なエンジン構成の性能を評価する事ができ、高価で時間のかかるプロトタイプテスト無しに、パワー、燃費、重量、信頼性、構造振動、エンジン音など様々な要求項目のバランスを取る事が可能になります。
DAF Trucks 社のリサーチエンジニアである Eric van Velthooven 氏は、こう述べています。「 DAF Trucks 社は強力なモデリング機能とシミュレーション機能を備えている LMS Virtual.Lab Motion を選択しました。このソフトウェアは、複雑なエンジンメカニズムを正確にシミュレーションし、問題箇所を的確に判断した上で設計に反映することができます。」
van Velthooven 氏によると、ギアトレイン、カムシャフト、はずみ車、ハイドロベアリングなどのパラメーター化されたパワートレインのサブシステムモデルを使用する事により、エンジニアは設計変更と別案の評価を容易に行う事ができます。 機構シミュレーションと他のシミュレーション機能が統合されている LMS Virtual.Lab は、 DAF 社の設計変更に伴うエンジン性能、振動、疲労寿命の総合的な評価をサポートしています。
また、 Eric van Velthooven 氏は次のように述べています。「 LMS Virtual.Lab Noise and Vibration を使用することで、機構シミュレーションから得られた動的荷重を簡単にエンジンアセンブリモデルに組み込む事ができます。その結果、エンジン構成の NVH 性能を正確に評価する事ができ、騒音や振動の根源をなくすことが可能になります。重要なシミュレーションプロセスの統合と LMS Virtual.Lab が持つ機能により、開発の初期段階での性能評価を行い、エンジンの構成を効率良く設計する事ができます。また、ビジネスの観点から言えば、多様な製品の早期改良が世界のディーゼルエンジン市場での競合力を強める事でしょう。」
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