Audi 社が NVH テストプロセスの生産性向上に向けて LMS Test.Lab を導入
NVH テストの新たなスタンダードとして LMS Test.Lab を選択
Leuven, Belgium 2004 年 10 月 27 日
LMS International は本日、 Audi 社が、 NVH (騒音・振動・乗り心地)テストプロセスの生産性向上と、優れた乗り心地と音質を兼ね備えた自動車の戦略的開発を推進するため、 LMS Virtual Test .Lab を選択したと発表しました。 LMS テストシステムの長年のユーザである Audi 社は、 LMS Test.Lab ソフトウェアスイートへ移行し、 LMS SCADAS III データ収集フロントエンドを備えた多数の NVH テストシステムを実験室およびフィールドテスト用に導入することを決定しました。この決定に至るまでには、 LMS Test.Lab について様々な検証が行われており、導入の決定要因としては、すべての NVH アプリケーションが一つのソフトウェアに統合されていること、 LMS Test.Lab に備わっているプロセスワークフロー機能の生産性と使いやすさ、 LMS SCADAS III データ収集プラットフォームの柔軟性などが挙げられています。
Audi 社は過去数十年にわたり、高水準のビークル NVH エンジニアリングを開発し、スポーティな Audi TT から最高級車の A8 リムジンまで、優れた乗り心地と音質を兼ね備えた様々な自動車を市場に送り出してきました。このように Audi 社が NVH テストシステムへの投資を積極的に行っている理由は、 NVH エンジニアリング業務フローの効率化と簡素化を推進できる NVH エンジニアリングチームを育成し、乗り心地と音質をバランス良く統合した Audi 車を開発し続けることを目指しているからです。
Audi 社は、 Ingolstadt と Neckarsulm の実験室と技術開発センターで利用している NVH テストシステムを完全に切り替えるため、ソフトウェアの選考を 2003 年に開始しました。 LMS Test.Lab を選んだ大きな理由は、データ収集、分析、レポーティングなどのすべての作業を統合でき、構造試験、音響試験、回転次数比試験の各プロセスを完全にサポートできる点です。また、ワークフローベースのインタフェースを備え、テスト工程のカスタマイズが可能になっていることが、完全に標準化された同社の測定および解析工程に完全にマッチしていることもその理由の一つとなっています。このようなメリットを持つ LMS Test.Lab を導入することにより、 Audi 社は効率性とデータの質を最大限に高めることができます。 Audi 社のエンジニアは、すべてのアプリケーションで共通の使いやすいインタフェースを利用できる生産性の高さや、実験室や性能試験場で実施する様々なテストで同じテストシステムを使用できる柔軟性をすでに体験しており、テストや解析の日常業務をサポートするドイツ語のユーザインタフェースを特に高く評価しています。
今回の導入契約に基づき、 Audi 社は実験室とフィールド兼用のモバイルシステム LMS SCADAS III を使用しています。性能、スケーラビリティ、柔軟性をすべて備えた LMS SCADAS III は、同社のニーズに最適なプラットフォームとなっています。 NVH アプリケーション用に開発された LMS SCADAS III は、 LMS Test.Lab と緊密に統合しているため、データ収集のスピードと質の向上を図ることができます。モバイルシステム LMS SCADAS III を利用することにより、 Audi 社のエンジニアはテストラン時により多くの解析を行って、質の高いデータを収集し、フィールドテストの成果を上げることができます。また、多数のシグナルコンディショニングモジュールを組み合わせることが可能なモジュール式システムが採用されているため、騒音、振動、ねじり、ひずみなどの様々な測定作業に柔軟に対応します。さらに、 LMS SCADAS III システムのチャンネル数やシグナルコンディショニングは簡単に変更できるため、再校正のためにシステムを LMS に送り返す必要がありません。
Audi 社の音響エンジニアリング部門の現部長 Dr. Ralf Kunkel 氏と前部長 Karl Hofer 氏からは、次のような共通のコメントをいただいています。「 Audi の市場ポジショニングからすると、当社の開発部門にとって重要なターゲットは、乗り心地や音質などのビークル特性ということになります。当社は現在、デザインと音質、乗り心地、動的挙動などの性能を両立させた自動車に対する要望に応えるため、 NVH エンジニアリングを推進し、 Audi 車の音質と乗り心地の最適化に努めています。当社は、 NVH エンジニアリングの複雑さを考慮に入れ、新しいテストシステムの選択基準を技術仕様以外にも求めました。また、 NVH エンジニアリングの豊富な経験を持ち、新システムへの移行をサポートでき、 NVH の仮想シミュレーションを得意分野とするサプライヤを探し 求めるという努力もし ました。 そして その結果、 LMS 社の製品が最適と判断し、導入に踏み切ったのです。」
一方、 LMS の副社長兼テスト部門のジェネラルマネージャーである Filip Pintelon は、次のように述べています。「 Audi 社が LMS Test.Lab の導入を決定したのも、 LMS Test.Lab が提供する柔軟な統合アーキテクチャがすべての NVH アプリケーションに対応し、生産性の向上を実現するからに他なりません。 Audi 社との長年の関係を裏付ける今回の導入契約は、 NVH テスト業務フローの効率化と簡素化を目指すメーカーからの厳しい要求でも、 LMS Test.Lab なら応えられるということをはっきりと示しています。」
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