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Home >> ニュース >> 2003年1月19日
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LMSがLMS Virtual.Lab Rev 3をリリース - 11/4/2003
最適化機能を新たに追加



▼詳細
Leuven, Belgium ・November 4, 2003

LMS International社は、賞にも輝いた機能性エンジニアリングを実現する統合シミュレーション環境LMS Virtual.Lab Rev.3のリリースを発表しました。LMS Virtula.Labは振動・騒音、耐久性、乗り心地・操安性や動的挙動の性能評価を行う統合ソフトウェア環境を提供します。LMS Virtual.Lab Rev.3では、鍵となるデザインの評価には不可欠である詳細なプロセスステップ及び様々な評価手法をカバーしています。LMS Virtual.Labは、Dassault Systems社のPLM用オープンミドルウェアであるCAA V5(コンポーネントアプリケーションアーキテクチャ)をベースとしています。

LMS Virtual.Lab Rev.3では、物理プロトタイピングを実行するよりも早期の段階で、製品にとってクリティカルな機能の改善を可能とする強力なエンジニアリングプロセスツールを備えていますと、LMS副社長兼CAE部門統括マネージャのWerner Pohl氏は述べています。LMS Virtual.Lab は、新しく設計されたエンジンの放射音、実車の振動・乗り心地、または航空機の着陸装置の疲労耐久などを正確に評価する事ができます。LMS Virtual.Labを使用することで、エンジニアリングチームは素早くかつ正確に多数の設計オプションを分析でき、選りすぐりの設計だけを引き出すことが可能になります。

Rev.3の革新的な技術として、コンポーネントレベルおよびシステムレベルのモデル作成及びシミュレーション速度の劇的な向上が挙げられます。例えば、最新の音響ソルバーの計算速度は、従来の30倍から100倍近く速くなり、シミュレーションに1日かかっていたものが1時間で算出できるようになりました。また、LMS Virtual.Lab Rev.3では、新たにハイブリッドシミュレーション機能が装備され、実験データと仮想モデルとの整合性を取る事で、既存の部品のテストモデルと新しい部品の仮想モデルの結合が可能になりました。また、仮想シミュレーションを加速させるだけでなく、より正確でロバストな結果を得ることも可能になりました。

仮想シミュレーションを更に鍵となる開発プロセスに役立てるため、Virtual.Lab Rev.3はパワートレインの音響評価やダイナミクス、ビークルダイナミクス、フルビークルのNVH、コンポーネント及びシステムレベルの耐久性など、アプリケーションに特化したモジュールを提供しています。

またLMS Virtual.Lab Rev.3には、実験計画法(DOE)、応答曲面モデル(RSM)および高度な最適化技術が統合されています。これにより、数多くの設計評価を自動的に行い、ロバスト設計の方法論に基づいて実際のばらつきを評価することで、安全かつ高品質でよりよいプロダクト性能を引き出すことを可能にしています。  

更にLMS Virtual.Lab Rev.3では、ANSYSユーザー向けにVirtual.LabとANSYSの線形構造解析を統合できるようになりました。Virtual.LabユーザーはANSYSのモデリングと結果データへ容易にアクセスできるだけでなく、Virtual.LabがサポートするエンジニアリングプロセスにANSYSを取り込むことができます。Virtual.Labを導入することにより、ユーザーは自動的にANSYSソリューションのセットアップを行ったりANSYSソルバーを起動することが可能になります。

LMS Virtual.Lab Acoustics(音響)モジュールでは、放射音の低減またはプロトタイプテストの実行前に音質の最適化を図れる、統合されたソリューションを提供します。強力なソルバーと簡単な操作で評価できる可視化ツールを兼ね備えたモデリング機能により、シミュレーションに要する時間を1日から数時間に短縮することが可能です。LMS Virtual.Lab は、実際の音源から構造上の振動や純粋な音場まで、幅広い領域におけるノイズの原因を追求することができます。典型的な例としては、エンジンやエンジン部品の放射音評価、吸排気系の音響エンジニアリング、航空機エンジンのノイズコントロール、家電製品の音質改善などが挙げられます。

LMS Virtual.Lab Acousticsは音の発生源から音そのものまでの解析が可能です。

LMS Virtual.Lab Noise and Vibration モジュールでは、実車状態あるいは航空機全体レベルでの騒音・振動解析が可能になります。振動予測のために、フルFE(有限要素)モデルでなく、それを構成する部品構造の振動モードをカップリングすることで求められたアセンブリモデルを作成する新しい統合技術を提供いたします。この機能により実車状態のモデルの作成が速められ、また大幅なモデルサイズの縮小及びシミュレーション速度の向上が図られます。さらに、ユニークな構造変更モジュールにより、エンジニアは様々な設計変更に伴う騒音・振動性能の評価を数分で行うことができ、多様な設計変更を分析することが可能になります。

LMS Virtual.Lab Motionモジュールでは、運動機構系の実際の挙動と荷重をシミュレートするための完全かつ統合されたソリューションを提供します。これにより、素早いマルチボディモデルの作成と改善、CADとFE(有限要素)モデルの再利用、複数の設計パラメータの性能評価を行う反復シミュレーションが可能になりました。また、スケーラブルモデルを使用して、概念的な運動機構の評価から、コンポーネントの弾性特性を考慮した複雑な機械システムモデルの作成・評価まで可能です。Motionモジュールのシミュレーションから得られたコンポーネントの動的荷重は、LMS Virtual.Lab内での耐久性や振動・騒音の解析にも簡単に利用することができます。

LMS Virtual.Lab Noise and Vibration モジュールでは、効率的な構造−音響カップリングおよび様々なポスト処理機能を兼ね備えたパネル寄与度解析が可能です。

LMS Virtual.Lab MotionRev.3は、運動機構系の実際の挙動と荷重をシミュレートするための完全かつ統合されたソリューションを提供します。

LMS Virtual.Lab Powertrain Motionモジュールでは、通常数週間かかるパワートレインのモデル化を数時間単位まで短縮することのできる専用のテンプレートと対話形式のウィザードを提供します。これにより、高回転で過酷な稼動状態にあるパワートレインシステムの動的挙動を正確に予測できるようになります。また、バルブトレイン性能、パワートレインの信頼性、エンジンの振動およびエンジンの音質解析もサポートしています。

LMS Virtual.Lab Motionモジュールには新しくタイミングベルトおよびチェーンモジュールが追加され、対話形式のウィザードによりベルトとチェーンの詳細なマルチボディモデル作成の時間短縮を図っています。定速、速度スイープおよび過渡的なランナップのシミュレーションに必要なrpm速度制御を組み込むことで、完全な仮想モデルの作成が可能になります。

LMS Virtual.Lab Vehicle Dynamicsモジュールでは、詳細な車両全体のダイナミクスを解析するために、サスペンション、フルビークルおよびドライブラインモデルのセットアップと解析を効率よく行える環境をエンジニアに提供します。ユーザーは初期のプロトタイプテストを行う前に、フルビークルの挙動シミュレーションを行い、車両の乗り心地と操安性に対するフィードバックを即座に得ることができます。

新しい LMS Virtual.Lab Component Durability モジュールでは、疲労の問題箇所の検出と疲労寿命予測を行う統合シミュレーション環境を提供します。これは動的荷重、FE構造メッシュから導出された応力および疲労に関するパラメータを結合することで実現されます。新しいDurabilityのポスト処理機能により、致命的な箇所を即座に見つけ、疲労問題の根源を理解し、複数の設計パラメータを素早く評価できるようになります。

忠実に再現されたバルブトレインモデルの力学的挙動を考慮する事で、LMS Virtual.Lab Powertrain Motionによるカムプロファイルの最適化及び規定のバルブ挙動に近いシミュレーションが可能です。

様々な疲労解析結果に対するポスト処理機能によりLMS Virtual.Lab Durabilityでは自動的に疲労またはダメージが貯蓄される箇所を即座に検出することができます。

LMS Virtual.Lab System-level Durabilityモジュールでは、弾性体解析と疲労寿命予測をマルチボディシミュレーションにしっかりと統合します。モデル作成から解析準備、荷重の受け渡し、疲労解析およびポスト処理まで、すべてのシミュレーションプロセスをLMS Virtual.Labの環境下において実行することができます。LMS Virtual.Labは、簡単かつ素早く、詳細なシステムレベルの疲労解析を可能にするソリューションを提供しています。 

LMS Virtual.Lab Optimizationモジュールの導入により、単一あるいは複数の属性の最適化を行う強力な機能が統合されました。実験計画法(DOE)と応答曲面モデル(RSM)の技術を介して、エンジニアはあらゆるデザインの選択肢から要求に合ったデザインを選んでいくことができます。Virtual.Labは、先進の最適化手法を用いて実際のばらつきに対する感度を考慮し、ロバスト性、信頼性および品質基準に即した最適なデザインを選択します。

LMS Virtual.Lab Optimization により、ユーザーは容易にデザイン空間を探索し、ロバスト性、信頼性及び品質規準に基づく最適なデザインを選択する事ができます。

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