コンピュータ支援によるビルの音響性能の改善…
LMS RAYNOISEは、建築技師またはビル音響技師向けのコンピュータ支援音響設計・解析システムです。このシステムを導入すれば、3次元空間内や外部の遠距離場にある複数の音源によって生成される音場を、高度な音線追跡法を用いて予測することができます。またLMS RAYNOISEは、さまざまな表面からの複数の反射といった複雑な相互作用にも自動的に対応します。
ビル建築計画の成功は、美的なアピールと実用的な機能性の両方で決まります。しかし、ビル内で人々が楽に話し合ったり、大切なアナウンスを聞き取ったりできることを、どのように保証したら良いでしょうか? 開発中の住宅が高速道路の騒音被害を受けないことや、建設予定の工場が近隣に騒音被害を与えないと確信できますか? 映画館や劇場あるいはコンサートホールの観衆は、その素晴らしい音質に感動してくれるでしょうか、それとも残響や音揺れあるいは聞き取りにくさに失望するでしょうか? 誤りを犯すことは簡単です。そして一時しのぎの処置で音響問題を解決しようとすると、非常にコストが掛かります。
LMS RAYNOISEは、建築家またはビルの音響技師のためのコンピュータ支援音響設計・解析システムです。先進のレイトレーシング手法を用いて、三次元空間内の任意位置および外部遠距離場にある複数の音源から生成される音場を予測します。それは、様々な物体表面からの多重反射など、複雑な相互作用を自動的に取り扱います。解析結果は、1/3オクターブスペクトルと音響測深図、SPLのカラーマップ、そして音質測定基準の選択など、様々な方法で表示できます。観客席で演奏がどのように聞こえるか、バイノーラル再生によって聴いてみることさえ可能です。
LMS RAYNOISEを用いることで、ビル建築計画がまだ図面段階のうちから、音響特性のモデリングと設計そして最適化までが可能になります。確かな情報に基づいてコンセプトを決定すること、より多くの設計案を検討すること、そして欠陥のあるコンセプトを完全に回避することが可能になります。