高性能・高レベルを発生する低周波数体積速度加振器
体積加速音源は、高性能な音響加振装置です。 この音源は、車両全体の加振に必要な騒音を超える、 非常に高いレベルの騒音を発生させることができます。
内蔵の体積加速度センサーは、 音源強度のリアルタイムフィードバックを提供し、 ポスト処理を実行しなくてもFRF測定用の基準として直接使用することが可能です。
体積加速音源は、高性能な音響加振装置です。 この音源は、車両全体の加振に必要な騒音を超える、 非常に高いレベルの騒音を発生させることができます。 内蔵の体積加速度センサーは、 音源強度のリアルタイムフィードバックを提供し、 ポスト処理を実行しなくてもFRF測定用の基準として直接使用することが可能です。
この加振器は、車両開発の騒音源を解析するにあたり最も重要な周波数レンジ10~800Hzをカバーしています。固体伝播または空気伝播寄与度の伝達経路解析や、キャビンの振動音響モーダル解析、周波数ベースのサブストラクチャリングなどに主に使用されます。
この音源は人体模型のように見えますが、これは、人体の音響特性を低周波数でシミュレーションできるように意図的に開発したものだからです。なお、この音源は、シートに配置して使用することが多いため、音響中心を耳の位置に合わせた状態でシートに簡単に配置できるように最適化してあります。
線形システムの場合には、相反原理を利用できます。実際、ビークルは線形システムとみなすことができるため、入出力を切り替えて、耳の位置に音響エネルギーを放射し、さらに多数の加振点(サスペンション/排気系/エンジンから車体までの伝達経路など)で加速度を測定することができます。これにより、ハンマーによる加振をシステムのすべての加振位置で行わなければならないということがなくなり、FRFの測定時間の短縮を図ることができます。
低周波数体積速度加振器は、コンパクトサイズで人体での回折シミュレーション、全指向性、時間に依存しない信号出力と高いノイズレベルを備えています。そのため、自動車、バン、トラック、バス、電車、航空機などの振動音響解析に採用されています。
1996年から現在に至るまで、世界中の殆どの自動車メーカーやサプライヤーは、開発品のコンポーネントやシステムレベルの音響性能評価と向上のために、中周波数体積加速度測定システムを使用しています。
LMS SCADAS IIIフロントエンドからの加振信号をLMS Qsource測定アンプで増幅することで、この測定システムを最大限有効に活用することができます。
主な仕様
-
寸法: 245 x 380 x 790mm
-
重量: 17kg
-
周波数レンジ: 10~800Hz
-
最大音圧レベル: 102dB
-
ICPセンサー内蔵
-
必要な測定アンプ: 31 Volt (RMS)
主なアプリケーション
- TPA(伝達経路解析)
- 振動音響モーダル解析
- 固体伝播・空気伝播寄与度の伝達経路解析
機能・特徴
-
周波数レンジ:10~800Hz、ほぼ一定のノイズエネルギースペクトル
-
時間や環境に左右されない安定した体積加速度の信号
-
人体での回折シミュレーション(50% male)
-
電子式の過負荷保護装置を内蔵
利点
-
リアルタイムでの体積加速度の信号出力
-
音響FRF(周波数応答関数)の相反性測定が可能、計測時間を大幅に短縮
-
自動過負荷保護装置を装備したロバストな試験装置
-
セットアップが容易なため、効率良いデータ収集が可能



