LMSのGVTソリューションがデータ収集時間を半分に短縮
ベルギー、ルーベン
GVT 技術で知られるLMS とスペインのパートナー会社Alava Ingenierosは、このたびEADS-CASA の地上振動試験装置チームとの間で実施されたGVT 技術協力プロジェクトを完了しました。このプロジェクトでは、同チームがエアバスA400M に対する700 チャンネルの大規模GVT を1 ヶ月未満で完了することに成功しました。それに加えて、追加の4 種類の構成も、たった2 週間で試験を完了することができました。
LMS とAlava Ingenieros のエンジニアは、オンサイト・サポートプロジェクトの一環として、EADS-CASA が700 チャンネルのLMS SCADAS III ハードウェアとLMS Test.Lab ソフトウェアシステムを一連の3 つ(それぞれ、エアバスA310 MRT、エアバスA330 MRTT、およびエアバスA400M)のGVT 試験に配備する手伝いをしました。プロジェクトは、LMS Test.LabとLMS SCADAS III システムのインストレーションと統合、大規模なトレーニング、そしてオンサイト支援のすべてを対象とするものでした。
「ソフトウェアの観点から言えば、LMS Test.Lab は非常にユーザーフレンドリーであり、素早くセットアップできます。通常モードのチューニングを行うことが非常に簡単です。ハードウェアの面では、EADS-CASA が導入したLMS SCADAS III システムが同時に700 チャンネル以上の収録が可能なことは、極めて重要な時間節約手段となっています。A400M の試験では、このような大型の航空機であっても、あらゆる種類のGVT 要件をこのシステムだけで成し遂げることができました」と、EADS-CASA の軍用輸送機事業部(MTAD)の構造試験部門のリーダーであるPosada 氏は述べています。
「さらに、我々は大幅な生産性向上を実現し、測定時間全体を半分に減らしました。これによって、我々の通常の試験期間に比べ、数週間も節約することができたのです。」
このプロジェクトは、2008 年9月26 日にスペインのセビリアにあるFAL 飛行試験センターで開始され、全GVT サイクルが1ヶ月未満で完了しました。700 個の加速度計の設置を含む700 チャンネルの完璧なセットアップの試験としては、これはかなりのハイペースでした。この期間中、EADS-CASA MTAD の構造試験部門のジョイントチームがEADS-CASA MTAD の空力弾性& 動的荷重部門と共同で実施したGVT 試験では、“飛行準備完了” 構成をシミュレーションするため、弾性ゴムの試験台上に置かれた第一号機のエアバスA400M MSN01 に対して様々な試験が行われました。これらの標準試験では、航空機の動的挙動を空力弾性の観点から調べるため、周波数と減衰のモーダルパラメータが測定されました。
「LMS とAlava Ingenierosの専門家の被験体に関する貢献は素晴らしものでした。それは試験の調整から、試験装置や航空機の思いがけないトラブルを迅速に対応するための支援まで多岐にわたっていました。GVT は、通常、最初の飛行予定日の間近に実施されます。そのため、失敗や遅れがほとんど許されないことは、容易に想像できると思います。数週間も短縮できたということは、この種の極めて重要な試験にとっては並外れた成果と言えます。それは関係者全員の多大なる素晴らしいチームワークのお陰でした」と、EADS-CASA MTAD の空力弾性& 動的荷重部門のリーダーであるHector Climent 氏は締めくくっています。
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LMSについて:
LMSは最先端の技術を誇る自動車、航空宇宙ならびに産業機械などの各企業に対しエンジニアリングの革新を提唱できるパートナー企業です。LMSは各企業がより良い製品をより速く市場に導入するために、開発プロセスの効率化を行い競争力を身につけるためのサポートをしています。 LMSは、長年の経験と技術に培われてきたテストシステムと、複合技術分野にまたがる仮想プロトタイピングソフトウェア、そして問題解決や技術移転を目的としたコンサルティングサービスという3つのプロセスソリューションを用意しています。そして、構造、操縦安定性、信頼性、乗り心地、音質評価など、製品性能に大きな影響を及ぼす要素の性能向上に全力を注いでいます。技術力、社員、そして長年の経験を誇るLMSは、各国の主要企業のパートナーとして認識されています。Dassault Systemes社のゴールドパートナーであるLMSはISO9001:2000に準拠しており、世界の主要都市に販売拠点を展開しています。弊社の詳しい情報につきましては www.lmsintl.com または www.lmsjapan.com をご覧下さい。
About EADS-CASA:
Based in Madrid, Spain, EADS- CASA Military Transport Aircraft Division (EADS- CASA MTAD) is a division of EADS, the European Aeronautical Defense and Space Organization that develops and manufactures aircraft and space systems.
About the Airbus A400M:
Designed to replace the popular but aging Lockheed Martin C-130 Hercules and similar cargo aircraft, the multi-purpose Airbus A400M, a four-engine turboprop, will double the payload capacity of existing aircraft as well as substantially increase the range. The Airbus A400M has been ordered by 10 countries for personnel and cargo delivery, air-to-air refueling, special operations, disaster relief and humanitarian missions.
About the EADS-CASA GVT:
Critical to the Airbus A400M program, ground vibration testing is necessary to validate the finite element model, adapt or modify the structure if necessary, and ultimately obtain final flight certification. Normally, ground vibration testing is a series of tests performed on the first prototype to detect aircraft resonances and verify the aircraft’s safety and reliability prior to the first actual test flight. The EADS-CASA GVT involved placing 700 accelerometers or sensors on the wings, horizontal and vertical tail planes, the fuselage, engines, cockpit and operating systems. Over 50 exciter points were used to vibrate the Airbus A400M appropriately during various ‘vibration’ tests to measure the frequency and damping modal parameters.


